公益社団法人 伊東市シルバー人材センター

理事長所感

 

第63回総会でのあいさつ

 皆さんこんにちは。本日はコロナ禍での生活の中、出席を頂き有難う御座います。今年度も感染予防の為、残念な事にこの様に縮小総会となりました。厳しい経済環境の、行政・発注者の方々にはご理解、ご支援をいただき心より感謝申し上げます。また、会員の皆様には日頃各事業にご協力頂き有難う御座います。

 市内経済も観光需要の急激な減速、停滞により大打撃を受け低迷しております。令和2年度はシルバー事業も対前年比マイナス19.5%と大きな落ち込みとなりました。

 さて次に、会員拡大運動ですが、新型コロナ感染症の影響により苦戦しています。令和2年度の目標は641人のところ、実績は566人と対目標マイナス75人でした。入会者81名の内、14名が会員の紹介によるものでした。有難う御座いました。100万人計画は令和3年度4年目に入り、新たな目標値は678人です。令和2年度より112人増加を目指しています。本年度も会員増と就業開拓の両輪を重点課題として取り組んでまいります。1人でも多く入会して頂くよう、拡大運動にご協力をお願い致します。会員増は年々難しくなっています。その一つとして入会年齢の高齢化があります。国の政策では、70歳まで働ける高齢者雇用法が施行され企業の努力義務となりました。完全義務化は、2025年の予定です。定年60歳、人生80年から、定年70歳、人生100年と言われる時代、そんな社会背景のなか地域への貢献ができ、益々期待されるシルバー人材センターになりましょう。

 安全については年齢構成は後期高齢者が主流となりますが、身体能力低下についても十分に配慮し安全最優先の運営が望まれます。安全成績は皆様の努力で昨年は傷害事故4件、賠償事故0件と年々減少しています。高齢者が魅力を感じられるシルバー人材センターを目指し、会員・役員・職員、全員で取り組みましょう。一日も早いコロナウイルスの終息を願い、自粛の無いのびのびとした生活に戻れるよう祈念いたします。

令和3年6月18日

理事長 角谷勝彦

新年のごあいさつ

 新年明けましておめでとうございます。  新型コロナウイルス感染防止のため、例年とは異なる新年を迎えられた会員の方も少なからず居られるとは存じますが、先ずは健やかな新春を迎えられた事と心よりお慶び申し上げます。

 さて、昨年はその新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、当センターの事業運営にも甚大な影響を受けてしまいました。

こうした未曽有の厳しい事業運営の中、唯一の救いは会員の皆様並びに役職員に一人の感染者が出ることなく、無事1年を終えることが出来たことであります。

 新春にあたり、早期の新型コロナウイルスの完全終息を願うと共に、シルバー人材センターの理念である自主・自立・共働・共助の精神のもと、健康、安全を第一に地域社会の経済復興の一翼を担えるよう邁進いたしましょう。

 本年も会員の皆様方並び行政及び関係各位のご健康とご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。

令和3年1月1日

理事長 角谷勝彦